2013年6月24日月曜日

企画展「波乱万丈! おかね道」 (6月24日 本日月曜最終日)

非常に関心があったのですが、時間が足りなく行けませんでした。私の目の黒いうちに、週休3日半を可能とする、仕事二院制が立法部のみならず、ありとあらゆる分野で行われれば、「良いなあ」と切に思います。そうすればこういった興味深いイベントを見逃すことがないのに…


5月22日 日経新聞 マネー&インベストメント より

◎見出し◎ 企画展 「波乱万丈! おかね道」

◎見出しⅡ◎浪費・運用の癖診断します。

日本科学未来館 (東京 江東区)
  • 新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/


http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/okane/


ゲーム感覚で合理的なお金の使い方を学べる企画展「波乱万丈!おかね道」を開催している。果たして無駄遣いは減らせるのか。記者は会場に向かった。会場は架空の町という設定。来場者は順番に10種類の心理実験に参加し、最後までやれば合理的にお金をつかう「おかね道」をきわめられるという。

入場してまず目に入ったのは銀行のATM風の端末だ。促されるまま端末に向かい、画面をのぞき込むと質問があらわれた。

「見知らぬ相手が自分は900円、あなたに100円と言っています。どうしますか」。画面には「受け取る」と受け取らない」のボタン。100円もらえるのはうれしいが、なぜ相手は900円なのかが気になる。深く考えずに判断するよう説明があったが、いきなり考え込んでしまった。

この実験では「受け取る」が自分の利益になる。ところが実際は 「平等でないのは嫌」 「相手の思う通りにさせたくない」 という感情から 「受け取らない」を選択する人が多いという。

このほか 「1年後の1000円、1年と1週間後の1400円のどちらがほしいですか」 「当たりそうな宝くじはどれですか」 など、身近な題材での実験が続く。いずれもシンプルで子どもにも分かりやすいが、実験の後に示される解説は説得力がある。

実験は脳科学や心理学、経済学などの研究成果に基づく。人の考え方の癖を浮き彫りにするように工夫されているという。10種類の実験で自分の行動や回答を記録すると、誰もが陥りやすい合理的でない判断や、自分の考え方の傾向を知る手掛かりになる。記者の場合は「直感で判断せず自分の利益を求め、損失を回避する傾向がある」との診断が出た。

総合監修を務めた大竹文雄・大阪大学教授は 「お金の使い方に」自信がある人でも、合理的でない判断をしていることは多い」 と話す。直感的な判断の落とし穴や考え方の癖を知れば、「資産運用や買い物などで、より良い意思決定につながるはず」という。

入場料は大人1000円、18歳以下300円。 日本科学未来館の企画展示ゾーンで

最終日 本日6月24日まで。